自動運転技術を睨んだホンダの次世代コクピット【ロサンゼルスオートショー16】

2016年のロサンゼルスオートショーにて、ホンダの高級ブランドであるアキュラが、インテリアデザインとテクノロジーの方向性を示す運転席とインストルメントパネル周りのコンセプトモデル『Acura Precision Cockpit』を公開しています。

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ドライバーの視線移動に配慮した12.3インチの大型ディスプレイをダッシュボード中央に配置。その操作は、自動車用として初めて採用されたという、位置決めされたタッチパッドによって行なわれます。直感的に操作できるタッチスクリーンと、視線移動が少ないというリモートコントロールのメリットを併せ持つ新方式だということです。

メーターパネルも大型ディスプレイとなり、自動運転技術とドライバーをシームレスにつなぐ次世代の表示が提案されているのが注目点。これがすぐさま市販車に採用されるというわけではありませんが、今後の進化の方向性を示すテクノロジー&デザインのスタディモデルです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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