市販ナビに駐車支援機能を追加できる「カメラ機能拡張BOX」が登場

「カメラ機能拡張BOX(BSG17)」という駐車支援機能アイテムが、富士通テンから発表されました。発売は12月下旬となっています。

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このキットは、富士通テン社製のバックアイカメラ(リヤビューカメラ)に駐車支援機能を追加できるもので、ECLIPSEブランドのAVナビ「AVN」はもちろん、カメラ機能拡張BOX用汎用キットを使えば他社のカーナビでもビデオ入力があれば接続することができます。

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追加できるのは、バックアイカメラ映像の動きから、車両の進行方向を予測し描画する「進行方向予測線」、バックアイカメラ映像で後方の障害物を検知した場合に、画面表示/音で通知する「障害物検知」、見やすい高さに仮想的に視界を切り替えられる「視点切替」の3つ。「視点切替」は後退時に一端停止すると通常画面と俯瞰画面にスイッチできます。

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バックアイカメラやリヤビューカメラが普及する一方で、バック駐車での不安として「ハンドルを切る方向と進んでいる方向がわからない」、「後方の障害物に衝突しないか不安」、「バックカメラ映像では距離感が掴みづらい」といったカメラ映像そのものだけでは解決できない声が依然としてあるとのことで、バック駐車を苦手と感じているドライバーに向けてのアイテムになっています。

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価格はカメラ機能拡張BOX(BSG17)がオープンで、オプションのカメラ機能拡張BOX用汎用キット(BSGT17)が5000円(税抜き)です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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