米国にもSKYACTIVディーゼルを展開! デザインそして走りの質感を向上させた新型マツダCX-5

エクステリアデザインはクルマの重心を下げて、前後トレッドを10mm拡大したことで、ボディ全体で地面を掴むスタンスの良さを表現しています。そして初代CX-5よりAピラーを約35mm後退させ、フロントアクスルとAピラーの位置を適正化しています。また薄型化し低く構えたヘッドランプや先端をヘッドランプの下側に通して左右への広がりを強調したシグネチャーウイングなどは進化したマツダ新世代商品群のファミリーフェイスに仕立てられました。

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インテリアはインパネを境に上下で色を使い分けることで、クルマの一体感と空間の広がりを強調。さらにハンドルのセンターから左右へ連なるインテリア要素を水平基調に揃えることで、さらに横方向への広がりが強調されています。立体感のあるシートデザインや彫りの深い造形の空調ルーバーはSUVらしい逞しさと上質感を融合させています。

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またヒューマンインターフェイスではマルチインフォメーションディスプレイに高精細な4.6インチTFTを初採用。さらにフロントウインドウにナビの情報を投影するアクティブ・ドライビング・ディスプレイも初採用しています。

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理想的なドライビングポジションを実現するために、シフトノブの位置を先代比でAT車が約60mm、MT車で約40mm上方に設置しています。そしてフロントシートにはシートバックにサスペンマットを採用し、座面には高減衰ウレタンを採用することで乗り心地を向上させました。リアシートにはマツダ車として初めて2段式のリクライニング機構を採用。加えてリアシートヒーターや後席専用エアコン吹き出し口を配置することで快適性を向上させています。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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