日産ノートe-POWERは、電気自動車嫌いを治す特効薬になるか?

そしてノートe-POWERのもう一つの特徴が、アクセルペダルだけで可減速が御可能なe-POWER Driveです。SモードやECOモードにしてアクセルを戻すと、強い減速力が発生しブレーキに踏み替えることなく、クルマを停止させることができます。

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最初はこの減速力にとまどうシーンもありましたが、慣れてくると信号待ちなどの停止線にピタッと停めることができるようになり楽しくなります。このアクセルペダルだけで、可減速ができるのも駆動力がモーターだからこそできる技です。

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気になる燃費ですが、JC08モード燃費でノートe-POWER Sが37.2km/L。そしてe-POWER X、メダリストが34.0km/Lです。燃料タンクはSが35L、Xとメダリストが41Lですから、モーターで走行するノートe-POWERは、ガソリン車やハイブリッド車と変わらない走行距離を実現しています。

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価格は177万2280円~224万4240円とかなりリーズナブルです。しかも今回のノートe-POWERの発電用エンジンは1.2Lですが、バッテリーの大きさと発電用のエンジンを変更することで、ほかの車種にも搭載できるという話です。EVをリードする日産が提案するこのe-POWERがEVの食わず嫌いを治す特効薬になるのは間違いないでしょう。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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