さて、ダイハツの新型トールコンパクトの注目点は、軽自動車を基点とした「子育てファミリーの日常にジャストフィットするコンパクトファーストカー」ということだけではありません。このモデルを起点にトヨタ「ルーミー」と「タンク」、スバル「ジャスティ」と兄弟車を展開している点も見逃せません。
トヨタでは、「ルーミー」をトヨタ店ならびにトヨタカローラ店で、「タンク」をトヨペット店ならびにネッツ店を通じて発売しています。つまり、ダイハツ、スバルと合わせて全国6チャネルにより、このニュートールコンパクトは販売されるのです。
ちなみに、月販目標は「ルーミー」と「タンク」がそれぞれ3,750台、「トール」が1,000台、「ジャスティ」が500台の合計9,000台。仮に目標通りに売れれば、実質的には国内登録車ではトップ5に入るほど、非常に力の入った一台というわけです。
なお、トヨタ「ルーミー」、「タンク」の価格帯は「トール」と同じ146万3400円~200万8800円。スバル「ジャスティ」は152万8200円~207万1440円となっています。
(山本晋也)