ブリヂストンがAIを使う最新鋭タイヤ成型システム「EXAMATION」を海外工場へ展開

ブリヂストンは、人工知能(AI)を実装した最新鋭タイヤ成型システム「EXAMATION(エクサメーション)」を、2016年内に同社の海外乗用車用タイヤ工場のひとつ、ハンガリーのタタバーニャ工場へ展開すると発表しました。

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今回、はじめて海外へ展開される最新鋭タイヤ成型システム「EXAMATION」は、本年5月に同社の彦根工場に初導入されたタイヤ製造装置で、国内のマザー工場で確認された新技術を海外工場へ展開したことになります。

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ハンガリー北部、首都ブタペストの東に位置するタタバーニャ工場は2008年から操業を開始し、現在800人の従業員で日産6,000本のタイヤを製造しています。現在、この工場を2017年上期中に生産能力を日産約18,000本にまで増強する計画を進めており、今回の新技術導入も増強計画の一環となります。

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また、2016年内に稼働開始予定のロシア新工場にも、「EXAMATION」システムを展開する予定で、今後日本国内で開発された新技術を海外工場へ展開する動きを加速させる模様です。

(山内 博・画像:ブリヂストン)

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