スズキとトヨタが業務提携を検討する狙いとは?

スズキとトヨタの両社が「協力関係の構築に向けた検討を開始すること決めた」と発表しました。

2016年2月にスズキはフォルクスワーゲンとの間で和解が成立。その後、燃費計測に必要な走行抵抗値を実際の走行(惰行法)ではなく、風洞施設で計測した空気抵抗値などのデータを使用した法令違反を起こし、カタログ燃費では下回る車種はなかったものの販売面への影響は大きいものがありました。

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今回の発表の背景には、フォルクスワーゲンとの提携が上手く運ばなかったというのも大きな要因といえるでしょう。著しい進化を遂げている自動運転技術や年々厳しくなる一方の環境規制、安全基準を考えると頼れるパートナー探しは命題だったはずです。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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