毎年、さまざまなレジェンドが往年の走りを披露するF1日本GP。今年も10月8日(土)、9日(日)の2日間、レジェンドF1マシンが走行します。
土曜日に走行したのは、シーズン16戦中10勝、セナとプロストの激闘で史上最大のドラマを生んだマクラーレン・ホンダ MP4/5。ドライバーは来季マクラーレンホンダをドライブするストフェル・バンドーン選手です。
マクラーレン・ホンダMP4/5は、当時技術的に難しいといわれたV型10気筒エンジンを搭載。1989年、アラン・プロストとアイルトン・セナのコンビで、シーズン10勝をマークしてコンストラクターズチャンピオンを獲得し、ドライバーズチャンピオンは第15戦日本GPで両者の接触によりプロストに決ま るという、F1史上最大とも言われるドラマが展開されたマシンです。
そしてもう一台、鈴鹿サーキット初開催の1987年F1日本グランプリ優勝マシン、フェラーリF187が鈴鹿サーキットにもどってきました。ドライバーは元F1ドライバーの中嶋一貴選手。
1987年、鈴鹿サーキットで初めてF1日本GPが開催されました。この記念すべきグランプリの勝者が、2位のセナに17秒もの大差をつけて制した、フェラーリ1年目の若手ゲルハルト・ベルガーでした。それまで30戦以上勝利から遠のいていたフェラーリを優勝に導いた、ベルガーの駆ったマシンがこのフェラーリF187なのです。
昨晩からの雨の影響で、路面がハーフウェットだったためアクセル全開での走行ができず残念でしたが、歴代のF1マシンが鈴鹿サーキットで再び走るというのは感慨深かったです。
ご自身のラジオでFM78.3に合わせると、レース中に場内放送で流れている実況を聞くことができますよ! 鈴鹿市内であれば、サーキットにいなくてもご自宅やクルマの中で聞くことが可能で、とっても便利。ぜひ聞いてみてくださいね!!
(yuri)