ETC2.0搭載車なら高速道路を「途中下車」しても同料金になる!?

新聞報道によると、国土交通省が「ETC2.0」搭載車を対象に、高速道路で途中下車し、「道の駅」を利用後、再度乗り直しても利用料金が割高にならない新制度を2017年度に導入するとしています。

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本来、高速道路のSA(サービスエリア)は50km程度の間隔で設置するのが基本となっているそうですが、現在でも整備されていない路線があることから、国土交通省が対象路線で新たに「ETC2.0」のメリットとして付加するもの。

地元の特産品などを販売している「道の駅」利用者が増えており、地域の活性化に寄与するほか、ドライバーの疲労回復にも繋がるため実施に踏み切ることにしたそうです。

具体的には、道の駅の入り口と出口にクルマと送受信を行う「ETC2.0」通信ポイントを設置、利用時間などを自動的に証明する仕組み。

これにより、高速道路外に出ている時間が規定内だった場合に通行料金が割高にならずに済むという訳です。

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同省は今年度中に実証実検を開始する計画のようで、既に北陸自動車道の一部区間で、給油で高速道路から降りても割高にならない実験を行っているそうです。

こうしたサービスを受けるには「ETC2.0対応車載器」が必要になるため、再セットアップが必要な場合は、無料サービス期間内に済ませておいた方が良さそうです。

Avanti Yasunori・画像:ITSサービス高度化機構)

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【関連リンク】

ITSサービス高度化機構
https://www.go-etc.jp/etc_cp/setup.html

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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