超カワイイEV「rimOnO」の開発に中部地区6社が協力!

交換式のカセット型バッテリー「e-cell」を搭載し、一充電当たりの航続距離50kmを目指しているそうで、車両スリーサイズは全長2.2m×全幅1.0m×全高1.3mとコンパクト。大人2名(または大人1人と子供2人)が乗車できます。

rimOnO

小型車先進地域のヨーロッパでは「欧州L6e」という規格があり、原付免許で運転できる定員2名のマイクロEVの販売が可能。

フランス、イタリア、スペインなどでは既に2人乗りの量産車が街中を走っていますが、現在の日本の法律では2人乗りのEVが認められていません。

そこでリモノ社では、2017年夏までに1人乗りのミニカー規格に適合したモデルを発売、2019年に2人乗りタイプの発売を計画しているそうです。

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伊藤社長は元キャリア官僚というバックグランドを活用して「日本版L6e」の実現を呼びかけており、近い将来、日本版L6e規定が誕生すれば、月産1,000台を目指し、40万円前後の車両価格を実現したいとしています。

リモノ社ではもっと多くの人たちが気軽に移動できることが、社会全体に「やさしい」と考えており、同社の今後の市販に向けた動きが注目されます。

Avanti Yasunori・画像:リモノ)

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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