交換式のカセット型バッテリー「e-cell」を搭載し、一充電当たりの航続距離50kmを目指しているそうで、車両スリーサイズは全長2.2m×全幅1.0m×全高1.3mとコンパクト。大人2名(または大人1人と子供2人)が乗車できます。
小型車先進地域のヨーロッパでは「欧州L6e」という規格があり、原付免許で運転できる定員2名のマイクロEVの販売が可能。
フランス、イタリア、スペインなどでは既に2人乗りの量産車が街中を走っていますが、現在の日本の法律では2人乗りのEVが認められていません。
そこでリモノ社では、2017年夏までに1人乗りのミニカー規格に適合したモデルを発売、2019年に2人乗りタイプの発売を計画しているそうです。
伊藤社長は元キャリア官僚というバックグランドを活用して「日本版L6e」の実現を呼びかけており、近い将来、日本版L6e規定が誕生すれば、月産1,000台を目指し、40万円前後の車両価格を実現したいとしています。
リモノ社ではもっと多くの人たちが気軽に移動できることが、社会全体に「やさしい」と考えており、同社の今後の市販に向けた動きが注目されます。
(Avanti Yasunori・画像:リモノ)
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