2016年6月にフルモデルチェンジが行なわれた高級サルーン「パナメーラ」に、新たにプラグインハイブリッド版「パナメーラ4 E-ハイブリッド」が追加されました。
同車の最大の特徴であるパワートレーンはV型6気筒ツインターボ(330ps/45.9kgm)+モーター(136ps/40.8kgm)で、システム全体では462ps/71.4kgmを達成します。
さらにトランスミッションは8速ATから8速デュアルクラッチトランスミッション(8速PDK)へ変わり、そのパフォーマンスは0-100km/hで4.6秒、最高速度は278km/hを記録します。
「E-ハイブリッド」と冠するプラグインハイブリッドならではの特徴が、モーターのみでの走行が可能な点です。
全部で6種類用意される走行モードのうち「Eパワー」を選択すると、モーターのみで最長約50kmを走ることができます。
外部電源によるバッテリーへの充電もでき、標準チャージャー(3.6kW)を使用した場合(230V、10A)で約6時間。オプションで選べるチャージャー(7.2kW)を使用(230V、32A)すれば3.6時間で済ませられるため、夜間などに充電すれば、ガソリン消費を抑えることができます。