今年は911生誕50周年!新型ポルシェ911GT3の予約受注をスタート

ジュネーブモーターショーでワンメークレース用の「911GT3カップ」がワールドプレミアされましたが、市販仕様の911GT3の新型も先代同様に同ショーで披露されました。

911生誕から50周年の今年は、911ターボの登場も当然期待されるわけですですが、まずは硬派な911GT3からで、早くも3月12日から予約受注が開始されます。

991型GT3の心臓部は、911カレラSベースでも共有パーツはわずかでクランクシャフトやチタン製コネクティングロッド、鍛造ピストンを先代と同様に採用。

3.8Lの水平対向エンジンとGT3専用の7速PDKの組み合わせで先代から40psアップの475ps、0-100km/h加速は3.5秒で、最高速は315km/hに達します。ニュルブルクリンク北コースは7分30秒以内でクリア。ちなみに、911ターボと競り合う日産GT-Rの2013年モデルは7分18秒6が公式ラップです。

見どころはポルシェの市販車では初採用となるアクティブリヤホイールステアリングで、車速に応じて後輪を前輪とは逆もしくは、同じ方向に動かすことでアジリティと安定性を向上させるのが狙い。ほかにも電子制御式のリヤデフやダイナミックエンジンマウントなどを採用するほか、サスペンションも新開発されたオールアルミ製で先代同様に車高、トー角やキャンバー角を変えることが可能です。

価格は1859万円で左ハンドルのみになります。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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