トヨタC-HR、11月上旬予約開始!! TNGA採用のコンパクトSUVが市場を席巻する!?

そんな中、投入されるトヨタC-HRのデザインコンセプトは、「センシュアル スピード-クロス」。スピード感あふれるボディや、SUVのたくましい足まわりが表現されているほか、質感、形状、色など細部にこだわり、大人の感性に響くデザインが追求されています。

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インテリアは、大人にふさわしい空間に仕上げられています。インパネからドアトリムまで繋がるソフトパッドや金属調オーナメントなどにより、広がりを演出。また、メーターを中心とした操作パネルをドライバーに向けて配置し、あらゆる運転操作をスムーズに行えるよう、直感的に操作しやすいレイアウトとしています。

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走りのコンセプトは、「我が意の走り」。TNGAの取り組みのさらなる進化により、低重心パッケージや高いボディ剛性を実現し、優れた操縦安定性、快適な乗り心地を達成したそうです。発売前の走行テストでは、欧州をはじめとする世界の様々な道や国内外のサーキットに出向くなど走りを徹底的に鍛え上げています。

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また、コンパクトSUVで気になる取り回しについては、最小回転半径は5.2mとすることで、コンパクトなハッチバック並の取り回しの良さを実現。

全高は立体駐車場に駐車可能な1,550mmに抑えながら、室内長1800mm、室内幅1455mmという広い室内空間が確保されています。また、1280mmの高めのアイポイントに加えて、Aピラーのスリム化、ドアミラーの取り付け位置の工夫などにより、優れた視認性を確保したとしています。

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安全装備は最新モデルらしく、歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、全車速追従機能付のレーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)、オートマチックハイビームをセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」が全車に用意されるほか、ブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックアラート、クリアランスソナー&バックソナーなども設定。

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あとは燃費や価格がどうなる気になるところですが、プリウスに迫る燃費や戦略的な価格設定がされれば、プリウス、アクア、シエンタに続く同社の柱になりそうです。なお、発売に先駆けて、11月26日(土)に富士スピードウェイで先行試乗会が予定されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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