ドイツのハノーバーで9月22日に開幕した商用車ショー「IAA 2016」。
同ショーでダイムラーが、メルセデス・ベンツの大型EVトラック「Urban eTrack」と、FUSOの小型EVトラック「eCanter」をワールドプレミアしました。
ダイムラーでは、市街地での騒音・排気ガス問題など、社会ニーズへの対応として、ディーゼル車に代わるEVトラックの開発を急いでいるそうです。
「Urban eTrack」は車両総重量26トンで、都市部での食料品輸送などの用途を想定しており、高性能リチウムイオン電池(2.5トン)搭載により、出力100kWの場合、2~3時間で充電を完了。
最大で200Kmまでの輸送が可能で、自動運転(CityPilot)やコネクテッドカーの機能を搭載して、2020年頃の実用化を目指しているそうです。