168個のLEDを使う新型メルセデスベンツEクラスの最新マルチビームLEDヘッドライトとは?

最新技術の「走る見本市」といえる新型メルセデス・ベンツEクラスのヘッドライトにも最新技術が採用されています。

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従来の第一世代よりも機能が強化された第二世代の「マルチビームLEDヘッドライト」がそれで、ヘッドライト(片側)に84個のLEDを配置。片側84個のLEDは、3段のグリッド状に配置され、個別に電子制御するという非常に凝ったシステムになっています。

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同ライトは、フロントスクリーンに配置されたステレオカメラと4つのコントロールユニットが100回/1秒という高い頻度で配光パターンを解析。

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前走車を幻惑せずに正確に照射し続けるのはもちろん、道路標識にライトが当たって反射して見えにくくなるなどの対策がされているほか、雨天時など路面からの反射も抑制することで視界を確保するなど、まさにインテリジェントなヘッドライト。

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ほかにも、対向車の幻惑防止に加えて、カーブを検知するとあらかじめ配光パターンを制御することでカーブの先を早めに照らす機能も搭載されています。なお、「マルチビームLEDヘッドライト」は「アバンギャルド スポーツ」、「エクスクルーシブ」に標準装備されています。

(文/塚田勝弘 写真/水野孔男、塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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