DBシリーズで傑作といわれ人気が高いのが1958年に登場したDB4です。搭載される直列6気筒エンジンはル・マン24時間レースでテストを行いました。DB4は1959年には高性能モデルのDB4GT、そして1960年にはイタリアのカロツェリアであるザガートが手掛けた軽量モデルDB4ザガートを発表。このDB4GTザガートは現在でも高い人気を誇り、高価格で取引されています。
DB4の後継車として1963年に登場したのがDB5です。このDB5は映画007シリーズ、3作目のゴールドフィンガー、4作目のサンダーボール作戦において、主人公ジェームズ・ボンドの愛車ボンドカーとして様々な装備を装着して登場し、多くの人に認知されました。
1965年に登場したDB6は2011年4月に行われたウィリアム王子とキャサリン妃の結婚披露で、DB6MK2ヴォランテがバッキンガム宮殿から公邸まで使われました。フォード傘下後の1994年に登場したDB7はジャガーと同じパーツを使用し、開発はトム・ウォーキンショー・レーシングが行いました。