販売代理店となるキャロッセに訊いた、グローバルMX-5カップカーを取り扱ったワケ

マツダMX-5ロードスターの世界統一仕様車によるワンメイクレースシリーズである「グローバルMX-5カップ」。

その日本での開催がアナウンスされた8月1日、同時に株式会社キャロッセから同レースに出場できる統一仕様車両の受注販売も開始されました。

参戦車両の販売代理店となったのはキャロッセ。その経緯を代表である長瀬努さんに伺いました。

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日本のレースを戦うグローバルMX-5カップカーも、北米にあるロングロードレーシング社が制作し、日本へと運ばれます。

キャロッセに代理店の白羽の矢が立ったのは、過去にモータースポーツで使用できる手軽なベース車両を供給したいということから、マレーシア最大の自動車メーカーのプロトンからサトリアネオを輸入しており、業務に精通していること、そして北米にも拠点をもっていることが、主な理由とのこと。

しかし、選ばれたなによりの理由は、長年、日本のモータースポーツを選手の育成、競技用車両の製作、そして広範な車種に向けた競技用パーツの供給などで、支えてきたという実績への評価があると思われます。

この記事の著者

古川教夫 近影

古川教夫

1972年4月23日生。千葉県出身。茨城大学理学部地球科学科卒。幼稚園の大きな積み木でジープを作って乗っていた車好き。幌ジムニーで野外調査、九州の噴火の火山灰を房総で探して卒論を書き大学卒業。
ネカフェ店長兼サーバー管理業を経て、WEB担当として編プロ入社。車関連部署に移籍し、RX-7やレガシィ、ハイエース・キャピングカーなどの車種別専門誌を約20年担当。家族の介護をきっかけに起業。福祉車輌取扱士の資格を取得。現在は自動車メディアで編集・執筆のほか、WEBサイトのアンカー業務を生業とする。
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