マツダのフラッグシップ「アテンザ」が商品改良でGVCを搭載

マツダのフラッグシップモデルである「アテンザ」が『SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS』テクノロジーを採用するなどの商品改良を果たしました。

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改良のポイントは、エンジン出力制御をハンドリングに活用することで人間の感覚にマッチしたクルマの挙動を実現しドライバーや同乗者に安心感を提供する「G-Vectoring Control(GVC)」や、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」のノック音自体を抑制し、心地よいエンジンサウンドを追求した「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」といった新技術を採用したことにあります。

フロントドアガラスの板厚アップに遮音ガラスの採用したほか(一部グレード)、トップシーリングの吸音材面積の拡大など、フラッグシップにふさわしいNVH性能を実現しているのも進化のポイントとなります。

さらに歩行者検知が可能になった「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」を採用するなど先進安全技術も充実させています。

ラインナップはセダンとワゴン、エンジンはガソリンが2.0リッターと2.5リッター、ディーゼルは2.2リッターという3種類で、ディーゼルには4WDや6MTが設定されています。

メーカー希望小売価格は、276万4800円~400万1400円。もっとも燃費性能に優れるディーゼル6MT(FF)のJC08モード燃費は22.4km/L(セダン)となっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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