今回ショーに出展した「kode57」の車名は名車が数多く生み出された1957年に由来しているそうです。
フロント・ミッドに搭載された迫力満点のサウンドを放つ6.0L V12エンジンは最高出力620ps/608Nmを発生。ヘッドカバーがボンネットフードから露出しており、そのハイパフォーマンスぶりを予感させます。
ドアは後部を支点に上方へ跳ね上がる構造を採用。
アルミ製スペースフレームにカーボンファイバー製のアウターパネルを纏ったボディは、非常に美しくデザインされており、空力に配慮したとみられるフェンダー後方のエアダクトや、車両後部の大型ディフューザーなどが印象的。
フロント21インチ、リヤ22インチの大径ホイールにタイヤはピレリの「P ZERO」(295/25ZR、335/25ZR)を装着。
「kode57」の開発は東京の青山スタジオで行われ、製造は同社の山形ファクトリーで行うそうで、奥山CEOによれば「kode57」にはスポーツカーの歴史や世界観を理解するTOP OF THE TOPに乗って欲しいとしています。
世界のセレブをターゲットにした同車のデザインは、欧米メーカーからの出展車が並ぶ中でも独自のオーラを放っており、大いに目を引く一台に仕上がっているようです。
<kode57 Spec>
全長:4,650mm 全幅:2,080mm 全高:1,175mm
W/B:2,750mm トレッド:1,765mm(前) 1,720mm(後)
サスペンション:ダブルウィッシュボーン式
車両重量:1,650kg(ボディ:カーボンファイバー製)
(Avanti Yasunori・画像:KEN OKUYAMA DESIGN)
【関連記事】
日産が米国でインフィニティのフラグシップセダンを公開!
https://clicccar.com/2016/08/21/393771/
日産がプロパイロット搭載の新型「スカイラインクーペ」を年内発売か?
https://clicccar.com/2016/08/12/392439/
【関連リンク】
KEN OKUYAMA DESIGN
http://www.kenokuyamadesign.com/kode57/