Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー)が現在に蘇って登場! 

サスペンションは、フロントにダブルウィッシュボーン式、リアに5アームのマルチリング式を採用し、コーナリング時や減速時の安定性を高めるよう特別なチューニングを施しています。ステアリングのフィードバックは、パワーステアリングシステムに専用のスポーツ設定を採用しています。

ビルシュタイン製のモノチューブショックアブソーバー、特別な設定のスプリング、オーバーサイズのアンチロールバーにより、最適なハンドリングと精度の高い走りを実現したそうです。

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FCAアバルト・デザインヘッドのルーベン・ワインバーグ氏は「夢が現実になりました。レース感覚を日常に味わえる、スポーツカー好きにはたまらないクルマです。アバルト124スパイダーの面白さに勝るものはないと保証します。」と自信を見せていました。

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そうそう、なぜエンブレムがサソリなんだろうと思っていたのですが「サソリの毒のように一刺しの刺激を味わえる」とのことでしたよ。確かにフロントデザインは獲物を狙っているような顔つきで、なぜサソリのエンブレムなのかが納得できます。

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マフラーにもサソリのロゴがありました! 4本出ているマフラーは、懐かしいスポーツカーの世界観を表現しているように思えます。

価格は6MTが388.8万円、6ATが399.6万円。ロードスターより少しお高い設定です。

マツダ・ロードスターとは見た目に一味違ったアバルト124スパイダーですが、走り味も意外なほどロードスターとは違うと聞きます。その気になる走りを早く試してみたいものですね。

(文:島田 有理/写真:小林 和久)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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