「所有する喜び」を感じさせるインテリアを掲げた後期型BRZは、Sグレード以上に4.2インチのカラーTFTをメーターに追加しているほか、インパネをはじめニーパッドやメーターパネルバイザーにレザー調素材を新たに採用し、レッドステッチも施すことで上質感とスポーティムードを演出。
また、新意匠となったステアリングホイールは小径化されているだけでなく、断面形状の最適化に加えて、高触感革を使うことで操作性とグリップ性を向上。実際にしっとりした触感を味わえますし、スポーティな走りをしても滑ってしまうことはありませんでした。
ほかにも、「R」グレードにカーボン調インパネパネルを、「S」にデザインフルオートエアコンスイッチパネルを採用するなど、スポーツモデルらしさを強調するフィニッシャーも用意されています。
スバルBRZが取り込みたい若い人はもちろんですが、より本物志向を抱いている大人の層にビッグマイナーチェンジを受けたスバルBRZがインテリアの色気でアピールできるか気になるところ。
とくに、「S」グレードのスポーティな雰囲気が魅力ですが、より上級志向の方には2016年秋に登場予定の最上級グレード「GT」を待つ手もあります。
(文/塚田勝弘 写真/森山良雄)
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