交通安全に留意して「ポケモンGO」を余裕で楽しむためには?

任天堂と共同で「ポケモンGO」を開発した米「Niantic」(ナイアンティック)」社は、もともと検索大手Googleの社内スタートアップで、「Google Earth」を開発したJohn Hanke(ジョン・ハンケ)氏によって2010年に設立されました。

それまで家に篭もりがちだったゲームプレイヤーを2Dの世界から3Dのリアルワールドに誘い、プレイヤーが自らの足で歩き回ることを前提に開発されています。

Niantic

ただ、ここ数日のニュースでも多く取り上げられているとおり、ポケモン探しに夢中になるあまり、海外と同様に、早速日本各地で危険な状況が多発しているようです。

24日辺りから同ゲームをプレイしながらクルマを運転したり、公園横の道路に違法駐車するケースが目立つようになり、警察官が出動するなどの事態に。

また、自転車に乗りながらゲームをしていて歩行者に衝突したり、自転車のかごに入れていたバッグをひったくられる事件が発生しています。

25日には金沢市の国道でポケモンGOをしながら運転していた軽自動車が停止中のライトバンに追突、さらに夜には日系ブラジル人が岐阜県美濃市の東海北陸自動車道の美並IC-美濃IC間の上り車線に入り込んだため、高速隊が出動する騒ぎも起きています。

その一方では、鳥取県がこうしたト状況を逆手にとり、同県の観光名所「鳥取砂丘」をスナ(砂)ホ・ゲーム開放地区として知事が自ら売り込むなどの動きまで登場。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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