環境性能にも配慮したスポーツタイヤ「ADVAN A052」登場

横浜ゴムが「ADVAN(アドバン)」の新商品「ADVAN A052(アドバン・エイ・ゼロゴーニ)」を8月1日に発売します。

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「アドバン」シリーズ最強を謳ってきた従来の「ADVAN NEOVA AD08R」を凌ぐというグリップ力とハンドリング性能を発揮するだけでなく、騒音や燃費も配慮した次世代のストリートスポーツラジアルタイヤという位置づけ。

技術面のアプローチとしては、先進のレーシングテクノロジーから生まれた構造技術の「マトリックス・ボディ・プライ(ADVAN Sport V105に搭載)」の採用に加えて、フラッグシップ低燃費タイヤ「BluEarth-1 EF20」で活用された「多目的設計探査」を駆使し、コーナリングフォースを最大化するプロファイルと構造が開発されています。

コンパウンドはドライグリップとウェットグリップを高次元で両立した「ADVAN A052専用コンパウンド」を新規開発。これにより、サーキットで速いラップタイムを安定して刻むことが可能で、さらに周回を重ねてからのタイムドロップを抑制するとしています。

また、素直で扱いやすいハンドリング特性も訴求点であるほか、ウェットグリップ性能、騒音、転がり抵抗に係る規制を定めた国際基準である「UN/ECE Regulation No.117 02 Series(R117-02)」をクリアしていて、走りだけでなく環境や人に優しいタイヤに仕上がっているそう。

開発されたサイズは、315/30R18 98Y~205/55R16 94Wの全19サイズで、8月の発売開始時のサイズは、255/40R18 99Y、235/40R18 95Y、225/45R17 94W、215/45R17 91W、205/45R17 88W、205/50R16 91W、205/55R16 94Wの7サイズ。なお、価格はオープンプライスとなっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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