トヨタ・ポルテ/スペイドが一部改良で待望の「Toyota Safety Sense C」を全車標準化。特別仕様車も設定

3列シートのシエンタも利点がありますが、大きなウインドウによる良好な視界、狭い道でも運転しやすく、乗降もしやすいですから、サードシートが不要ならポルテ/スペイドを選んだ方が便利かもしれません。

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今回の一部改良では、プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームをセットにした「Toyota Safety Sense C」を全車に標準化。

同システムは、レーザーレーダーと単眼カメラを組み合わせ、異なる2つのセンサーで高い認識性能と信頼性を両立し、多面的な安全運転支援を可能としている先進安全装備です。

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また、先行車を検知し、信号待ちなどで先行車が発進したことに気づかず停止し続けた場合に、ブザーとディスプレイ表示でドライバーに知らせる先行車発進告知機能や、急ブレーキをハザードランプの自動点滅により後続車へ知らせる緊急ブレーキシグナルを全車に標準装備するなど、安全装備強化が図られています。

ほかにも、IR(赤外線)カット機能付ウインドシールドガラスの標準装備、センターメーターをデジタル表示化するなど、快適性や視認性向上なども盛り込まれています。

ボディカラーでは、ポルテに新規設定色の「シトラスオレンジマイカメタリック」、「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」を含む全9色を用意。スペイドには、新規設定色の「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」を含む計9色が設定されています。価格帯は、ポルテ、スペイドともに177万7680円〜207万7920円です。

また、一部改良と合わせて両車に特別仕様車を設定。

ポルテ特別仕様車「Fa la mode Trois(ア・ラ・モード・トロワ)」は、ファスナー式で簡単に脱着でき、丸洗いが繰り返し可能なウォッシャブルカバーシートを特別装備するほか、室内天井とウォッシャブルカバーシートは、内装色「フロマージュ」に合わせて水玉模様があしらわれた専用デザインになっています。

さらに、ベースシート表皮をフロマージュ、インストルメントパネル上部とドアトリムオーナメントのさし色をプラムとした内装色を特別設定するなど、カラフルなカラーコーディネイトが特徴。

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スペイドの「F Queen Ⅱ」もファスナー式で簡単に脱着が可能で、丸洗いが繰り返し可能なウォッシャブルカバーシートを特別装備するほか、特別色のブラック内装を設定。

室内天井は格子柄として、ウォッシャブルカバーシートはストライプをあしらった専用デザインを採用するなど、こちらはスポーティなムードが漂います。

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特別仕様車の価格はともに2WDが194万9400円、4WDが210万600円となっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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