【F1速報×F1女子~ヨーロッパGP号~】ジェンソン・バトンが考える第3期と第4期のホンダの違いとは?

■ジェンソン・バトン~僕は「今」を戦い続ける~

17年目のシーズンを戦うベテラン、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトン選手が見据える自身とチームの未来についてのロングインタビューは必見です!

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誰もが気になるマクラーレン・ホンダの復活。バトン選手は次のように語っています。

「僕はいつコンペティティブになるかなんてつもりはないし、今年のゴールをどこかに設定したりもしない。ゴールを決めてしまったら、それ以上はなくなるじゃないか。僕がやるべきことは、エンジニアとメカニックがグランプリごとに用意したその時点で最高のマシンに乗って、最高のパフォーマンスを発揮すること。そこにゴールはないんだ。」

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2003年から6年間、ホンダと仕事した経験のあるバトン選手は第3期と第4期のホンダの違いについては、

「僕自身は、第3期と現在のホンダに違いはないと思っている。日本人が勤勉であることは知っているし、実際ホンダの人々はマシンを速くするためなら、時間を惜しまずに仕事をしてきた。でも、現在のF1はトークンシステムやカーヒュー(夜間作業禁止規定)が設けられ、かつてのように徹夜で作業したり、マシン開発を24時間体制で行うことは事実上できなくなった。その結果、ホンダが持っていたアドバンテージはなくなってしまったのだと思う。要するに、ホンダが何か変わったわけではなく、彼らを取り巻く状況が大きな変化してしまった」

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また、現在36歳のバトン選手は年齢的にはフェラーリのキミ・ライコネン選手に次いで現役2番目、F1参戦数では最多を誇るベテランとなりました。レッドブルのマックス・フェルスタッペン選手が史上最年少優勝を果たすなど、若手の活躍をどのように感じているのでしょうか。

「この世界で年齢は関係ない。若いドライバーが勝つこともあれば、ベテランが勝利を手にすることもある。(ニキ)ラウダだって、3回目のチャンピオンはベテランになってからだった。体力的にも問題はない。」

と頼もしいコメントをしています。ここ数年「引退」という言葉がついてまわり、毎年今年が最後なのかな……、と思いながら応援しているのですが、バトン選手のコメントを読むかぎりまだ大丈夫そうですね!

チームの未来についても「ゴールを決めてしまったらそれ以上はなくなる。グランプリごとに用意されたマシンに乗って最高のパフォーマンスを発揮すること。そこにゴールはない」と言い切るバトン選手がかっこいい!!

マクラーレン・ホンダの復活はもう少し時間がかかりそうですが、グランプリごとに進化していってくれると信じています。

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この他にも、第3期にバトン選手と共に戦った長谷川祐介F1プロジェクト総責任者と中村聡プリンシパルエンジニアが、バトン選手の進化や僚友アロンソ選手との違いを語っています。

また、3つの側面からドライビングスタイルを検証したページもあり、読み応えたっぷりです! 女性ファンにはたまらない、バトン選手のかっこいい写真達もたくさんありますよ。ぜひ読んで下さいね(^^)

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次戦はサーキットに巨大なレッドブルのモニュメントがある、オーストリアGP。

母国GPとなるレッドブルはどのくらい力をいれてくるのでしょうか。気になるところです。決勝スタートは、7月3日(日)21時(日本時間)から。楽しみですね!

(yuri)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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