ルマン女子、無事に帰国しました! 公開車検前日から決勝翌日までの11日間ル・マンに滞在しましたが、毎日が刺激的で長かったはずの11日間でしたが、あっという間に過ぎ去っていきました。街やサーキットの雰囲気、地元の人の優しさ、食欲を増進させた美味しい食事達・・・、全てが最高でした! 現地で観戦に来ている日本人のかたに「記事読んでます」と言われたのも嬉しかったです。
そして、24時間耐久レースの厳しさも知りました。ポルシェとの首位争いをしながらトヨタが有利に進めた展開。決勝でのラスト3分前の衝撃的な展開は今でも鮮明に脳裏に残っています。まるで映画の1シーンを見ているようでした。あの時の、悔しさ・悲しさ・驚きが入り交じったなんとも言い難い気持ちは忘れることができません・・・。言葉にできない、という気持ちを初めて実感したような気がします。日本人として日本チーム、日本人ドライバーに勝ってほしいという願いは叶いませんでしたが、絶対歴史に残る瞬間を目の前にしたことはある意味幸せだったと言えるかも知れません。帰ってきた今はル・マン ロスかも!?
楽しい事、悲しい事、様々な思い出がある2016年ル・マンウィークを振り返ってみましょう!
■公開車検
6月12日(日)・13日(月)にル・マンの中心街、リパブリック広場で行われた公開車検。トークショーと記念撮影も行われ、全チームのマシンとドライバーを目の前で見る事ができ、2日間大盛り上がりでした。
■地元とともにあるル・マン
サン・ニコラス広場に歴代ル・マン優勝者達の手形モニュメントがあり、ル・マンの伝統を感じることができました。来年のル・マンウィーク中に今年の勝者ポルシェ2号車の手形が追加されます。
公開車検のあったリパブリック広場から徒歩約3分の場所にある、ル・マン・レジェンドカフェ。店内には、ル・マンのお宝グッズであふれかえっていました。そうそう、トヨタのレーシングスーツも飾られていましたよ。注文したレジェンドバーガーはお肉そのものの味がしっかりと伝わってきてとてもおいしく、サイドメニューのフライドポテトもカラっと揚がっていてバーベキューソースとの相性は最高でした。わりと量が多めでしたが、ペロリと完食しました!
手形モニュメントやル・マン・レジェンドカフェなどレースウィーク中以外にも常にあって、地元の人からずっと愛され続けているレースなんだなと改めて感じました。