2016ル・マン24、半分の12時間を終えトヨタがトップ! 小林可夢偉がファステストラップ!! 初優勝も見えた!?

スタート時点では雨模様だったものの、その後セーフティカーが入ってのスタート以降は好天となった2016年のル・マン24時間レース。

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最高峰のハイブリッドで戦うLMP1-Hクラスは、ポルシェ、アウディ、そしてトヨタがしのぎを削る争いとなることが予想されましたが、半分の12時間を過ぎた時点でトヨタがリードしている展開となっています。

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ポルシェ、アウディは13周でのピットインペースなのに対し、トヨタは14周でのピットイン。これは燃費の良さが原因でピットイン回数を減らすことができ、24時間の長丁場ではかなり有利に働くことが予想されます。

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12時間時点で、トヨタの6号車が小林可夢偉選手によるファステストラップも手伝い、ほぼ首位をキープしています。

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5号車も3位が定位置になりつつあり、ポルシェ、アウディともに戦闘力としては1台で戦う状況にあり、2台が残るトヨタが今後の展開にも有利になると予想できます。

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プレスルームに張り出されるピットインでのイベントも、5号車、6号車ともに同じペースで定期的にタイヤ交換、燃料補給などが行われていることからも安定した走行が実現しているのが読み取れます。

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トヨタ、悲願の初優勝も現実のものと見えてきたでしょうか? チーム一丸となって安定走行を続けていってほしいものです。

(文・写真:clicccar編集長 小林 和久)

 

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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