塚本奈々美、GR86/BRZ第4戦レポート

6月4・5日、GAZOO86/BRZレース第4戦(富士)、プロクラス、クラブマンクラス併せて124台がエントリー。

今季同シリーズ3戦目の出場となったが、前戦SUGOで負ったマシンの修復がぎりぎりのタイミングとなり十分な事前練習ができない中、また現体制では「富士のウェット」のデータがない中で難しい戦いとなりました。

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クラブマンクラスには79台ものエントリーがあったことで、2組に分かれての予選が行われ、この予選で様々な運転やタイヤの使い方、ブレーキなどを試すも、セットとドライビングのマッチがイマイチうまくいかず、タイムが伸びない。

なんとかA決勝に進出はしたものの、決勝グリッドは24番になりました。

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決勝ではスタートに成功し一気に17位まで浮上しましたが、4周目を超えたところから急に順位を落とし、45台中の26位で10周をフィニッシュ。

どうやら、この季節の路温とその時の雨の量、路面の状況にエアー圧はマッチしなかったようです。

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レースぎりぎりまでチームが完璧にマシンを修復してくれたのに、十分期待に応えられなかったのが非常に残念です。

課題としては、もっと足回りの動きを察知し、バンプタッチの上手な利用・ ダンパーの固さに応じたブレーキの使い方、コーナリング・路面状況やコースに応じたセットを短い時間で見つけるセッティング能力を身につけたいです。

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この日はネッツ東京のお客様や新入社員の皆様に応援頂き、大変嬉しかったです。

86の次戦は9月3・4日の第6戦富士大会となるが、ドライバーとして、そしてチームとしての課題を整理し、万全の準備をして、応援いただいている皆様のご期待に応えたいと思います。

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(塚本奈々美 MotorFan’sYEAR2016 PR大使)