先日国内発売が発表されたマセラティ・レバンテに続き、2016年6月9日にベントレー・ベンテイガが国内での導入が発表されました。
ここ最近、欧州プレミアムブランドが続々とSUV市場に参入し、高級化そして高価格化が進んでいます。
国産車のSUVで最も高価格なのが1100万円のレクサスLXです。
しかし、輸入車のSUVではレンジローバーSVオートバイオグラフィーが2858万円、今回発表されたベントレー・ベンテイガが2695万円。さらにポルシェカイエターボSが2251万円と2000万円オーバーのSUVは3モデルもあります。
先日マイナーチェンジで名称を変更したメルセデス・ベンツGLS 63AMGは1900万円で肉薄。これではマセラティ・レバンテSの1279万円が高くない!と感じてしまいそうです。
今回発表された高級SUV、ベントレー・ベンテイガのボディサイズは全長5150mm×全幅1995mm、全高1755mmです。車両重量は2530kg。搭載される6LW12気筒ツインターボエンジンは最高出力447kW(608ps)、最大トルク900Nmを発生。最大トルクは1250回転という低回転域から発生します。
組み合わされるミッションはZF製の8速ATで駆動方式はフルタイム4WDを採用し、最高速度はSUVで唯一300km/hを超えた301km/hを実現しています。
また、6LW12気筒ツインターボエンジンは一定の条件下では半分の6気筒を休止する可変シリンダーシステムを採用することで、従来のパワートレインと比較して11.9%も効率を向上させています。