韓国・ヒュンダイのSUV「ツーソン」が初のフェイスリフト。3列7人乗りの設定も

●日本でも販売された「JM」の最新モデルが初のフェイスリフト

韓国・ヒュンダイのコンパクト・クロスオーバーSUV「ツーソン」の改良型プロトタイプを、これまででもっともカモフラージュが薄い状態でカメラが捉えました。

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ヒュンダイ ツーソン新型 プロトタイプ

ツーソンは2004年に初代が誕生。「エントラ」をベースに「サンタフェ」よりコンパクトなボディサイズが特徴でした。

日本では「ツーソン」が地名と見なされ登録できなかったため、開発コードから「ヒュンダイJM」として販売されていた懐かしのモデルです。しかし、その後はヒュンダイが日本市場から撤退したため、第二世代以降の導入はされていません。

2015年からは第三世代となる現行モデルが販売されており、これが初のフェイスリフトとなります。

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ヒュンダイ ツーソン新型 プロトタイプ

捉えた開発車両は、2018年に公開された「グランドマスターコンセプト」から継承する、同ブランドの最新アイデンティティ「カスケードグリル」が採用されています。またグリル上部には、「コナ」「ネクソ」「パリセード」と似た薄くシャープなスプリットヘッドライトを装備、コーナーエアインテークやバンパーも再設計されており、かなり大胆な改良が行われたようです。テールライトは、細部がみえないものの新グラフィックの一部が確認できます。

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ヒュンダイ ツーソン新型 プロトタイプ

パワートレインは、1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンのほか、2.4リットルディーゼルエンジンがキャリーオーバーされるみこみで、7速DCTと組み合わされます。

ツーソン改良型のデビューは2020年内で、5人乗りのベースモデルのほかに3列7人乗りが設定される噂もあるようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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