【Heat8】
ナイジェル・ラム
タイムを0.4秒短縮し1:05.128を記録します。やはりラウンド・オブ・14ではマージンを持っていたようです。
ハンネス・アルヒ
1分4秒台でないと勝てないタイムに気負ったのか、スタート速度が201ノット!ペナルティ1秒が加算。1:06.144で敗退です。
【Heat9】
室屋義秀
今回は無事にスモークを引きながら200.3マイルで抜群のスタートを決めると、1:04.610という本日全体で2番目のタイムを叩き出し、ドルダラー選手にプレッシャーを掛けます。
【マティアス・ドルダラー】
199.7マイルとこちらも悪くないスタートを決めると、最初の計測ポイントで0.2秒リード。ゲート8を越えターンを終えたポイントで0.75秒と一気にタイム差を広げた…に見えたが、ドルダラー選手の速過ぎるターンがオーバーGを招いており、DNFで失格となりました。
今大会最大のライバルに焦りを誘った室屋選手が今年初の決勝:ファイナル4に進出です。
【Heat10】
カービー・チャンブリス
200ノットぎりぎりのスタートを決め、1:05.352と悪くないタイムを記録しますが、ホール選手を圧倒する程のタイムではなく、ホール選手の結果を待ちます。
【マット・ホール】
スタートにチャンブリス選手に若干リードを許し進入したゲート4、バーティカルターン開始時にまさかのオーバーG:DNFで失格です。優勝候補と目されていた本命がまた一人、ここで消えました。
【Heat11】
ファン・ベラルデ
1:06.143を記録。直前の飛行をしたホール選手のオーバーGを意識したのか、コース両端のターンを大回り・慎重に行き過ぎた印象です。
【マルティン・ソンカ】
本日最速のソンカ選手、1:05.128を危なげなく記録し、ファイナル4に進出しました。
この結果、ラム、室屋、チャンブリス、ソンカとファイナル4が出揃いました。
室屋選手に立ちはだかるライバルは、チャンピオン経験者が2人、最速タイム記録者と楽に勝てそうな相手は居ません。決勝:ファイナル4は僅か5分後に開始されます。