【F1速報×F1女子~スペインGP号~】FIA会見の席順は異例中の異例だった!

【FOCUS】

レースのハイライトを紹介するFOCUS。主役はもちろんフェルスタッペン選手です。

1

最後までテール・ トゥ・ ノーズの戦いをしながら、優勝争いをしたライコネン選手とフェルスタッペン選手。ライコネン選手からのプレッシャーを耐えたフェルスタッペン選手は、

「最後のストップを終えてピットアウトした後の数周はタイヤを保たせることにすごく集中していた。でも、最後の10周はまるで氷の上を走っているかのようだった。
それで猛攻にあったけど、しばらくしたらキミのペースが少し落ちたのが分かった。たぶん、僕を抜こうとしてタイヤが終わってしまったんだね。それからは、自分のタイヤに集中して、フィニッシュすることだけを考えていた。
勝つなんて予想もしていなかったから、トップでチェッカーフラッグを受けた瞬間は、信じられなかったよ」

と振り返っています。

【SCOOP  UP!!】

フェルスタッペン選手の優勝の立役者になった、メルセデスのドライバー達。スタート直後に2台が接触し、優勝候補だったふたりはリタイアとなってしまいました。一体何が起きてしまったのでしょうか?

まずはロズベルグ選手の意見から。

「ターン3を通過している時に、エンジンパワーが低下していることに気づいた。そして、ルイスが接近しているのが見えた。すぐにドアを閉めてインサイドに入った。彼のためのペースはないことを分からせるためだった。それでも向かってきたから驚いた。相手がすり抜けないように、ドアを閉じるのは、レーシングドライバーなら普通にすることだよ」

2

一方のハミルトン選手は、

「ターン3を通過していたら彼に追いついて、左側のスペースは右側より狭かったから、右に行ったんだ。そこにはスペースがあったし、レーシングドライバーとしては、17km/hも速かったら、そのスペースに向かうだろう。そして、あっちのホイールとこっちのウイングが並んで、衝突を避けてグラスにはみ出すしかなかった」

と違う視点の意見です。

意見の食い違いを認めたうえで、レーシングアクシデントと判断されましたが、今後ふたりの関係が悪くならないことを祈るばかりです…… 。

4

次戦は伝統のモナコGP。一体誰がモナコウィナーに輝くのでしょうか。楽しみですね!

(yuri)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
続きを見る
閉じる