ショックアブソーバの製造を手がけるKYB(カヤバ)は、新型のシャックアブソーバを開発し、新型プリウスに採用されたと発表しました。
KYBの新型ショックアブソーバの特長は次の3点です。
・コンピュータの流れ解析で構成部品の形状を最適化し、作動油の流れを整流化して、減衰力応答性を大幅に向上
・ステアリングの手応えおよび乗心地の質感向上、タイヤの路面への追従性・接地性を両立するショックアブソーバを実現
・主要部品である軸部品のピストンロッドを中空化し、1車両あたり約700gの軽量化を実現
ショックアブソーバはクルマの外観からは見えない足回りの部品ですが、このような目立たない部品の改良もクルマの性能向上を支えているのですね。
(山内 博・画像:KYB)