レクサスがミラノに独創のデザイン空間を出現させた目的は?

一方、全世界のクリエイターを対象とした国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD」では、世界73カ国から応募があった1,232作品の中から12点を入賞作品として選出。

Lexus_DESIGN AWARD(出展 Lexus)

その中の“Anticipation”(予見)をテーマに制作された4作品の中から、“AMAM”が寒天を使って表現した梱包資材「AGAR PLASTICITY」をグランプリに決定。

Lexus_DESIGN AWARD

梱包材として使用後も土壌の保水力向上に寄与、天然素材で海洋生物にも害が無いなど、環境保全に考慮している点を評価、他の作品と共にイベント会場に展示しました。

Lexus_DESIGN AWARDLexus_DESIGN AWARD

レクサスでは今回の出展作品の一部をミラノへの出展後、東京・南青山の INTERSECT BY LEXUS -TOKYOで5月に凱旋展示を予定しているそうです。

トヨタ自動車ではこうした著名イベントを活用して「レクサス」を世界にアピールすることで、ブランド力をよりいっそう高める狙いがあるようです。

Avanti Yasunori

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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