ドライビングシミュレーターは、ただのシミュレーターではなく、プロドライバーのトレーニング用に開発製作されたスペシャルモデル「TSK Racing Simulator T3R」です。
サーキットで走行する際にマシンにかかる力をこのシミュレーターが再現します。路面の凹凸から4輪全ての荷重移動まで体感できます。今回のツアーには、このシミュレーターを実際にトレーニングとして利用しているプロドライバーが来てくれています。
(写真は公式サイトより)
今回は、2016年のNASCAR K&N PRO SERIESにシボレーワークスドライバーとして参戦している古賀琢麻選手がサポートしてくれます。
では早速富士スピードウェイを走ってみましょう!まずは古賀選手!
流石はプロドライバーです。思い切りもよく、メリハリのある速いドライビングです。
次に僕がシミュレーターのバケットシートに収まって、いざ挑戦!
ハンドルの修正が多く、踏力が足らなかったりでオーバーランしかけるところがありました。マシンからのフォースフィードバックがステアリングを通じて体に伝わりシミュレーターですが、怖さを感じるほど緊張しました。
この時、古賀選手は1分43秒台でドライビングしていましたが、僕は1分44秒台でした。
やっぱり敵いませんでした(笑)
古賀選手からは、
・ハンドルの操作が急でタイヤを壊してしまう
・コーナー入ってからの修正が多いのでタイムロスと余計なタイヤの負担に繋がる
を主に指摘されました。
「フロントノーズにきちんと荷重を入れ、リアから曲がっていき、方向が決まったらハンドルを戻してアクセルを入れていく」…頭では理解できるのですが、いざ実践しようとするとスピンしてしまいました。
20〜30分ぐらいドライビングさせていただきましたが、背中は汗で湿っていました。