他の追従を許さないベンツ・GLC の「2.0L直噴ターボ+9AT」の組み合わせ

7ATでも非常にスムーズですが、9ATはさらに滑らかで、いま何速に入っているのか分からないほど。100km/h以下では9速に入ることはなさそうで、6速から下はローギヤードになっていますからレスポンスも良好なのも美点。

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211ps/5500rpm、350Nm/1200-4000rpmの2.0L直列4気筒直噴ターボの「BlueDirect」エンジンは、圧倒的な加速感までは味わえないものの、試乗会場だった相模湖周辺の上り勾配程度なら、どんな車速域でも瞬時に欲しい加速感が得られました。

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走行モードを「Eco」にしていると、多少加速フィールが抑制されますが、街中ならまったく不足はないはず。また、いざという時は「Sport」以上にしておけばワインディングや高速域でも伸びやかな加速感を享受できます。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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