7ATでも非常にスムーズですが、9ATはさらに滑らかで、いま何速に入っているのか分からないほど。100km/h以下では9速に入ることはなさそうで、6速から下はローギヤードになっていますからレスポンスも良好なのも美点。
211ps/5500rpm、350Nm/1200-4000rpmの2.0L直列4気筒直噴ターボの「BlueDirect」エンジンは、圧倒的な加速感までは味わえないものの、試乗会場だった相模湖周辺の上り勾配程度なら、どんな車速域でも瞬時に欲しい加速感が得られました。
走行モードを「Eco」にしていると、多少加速フィールが抑制されますが、街中ならまったく不足はないはず。また、いざという時は「Sport」以上にしておけばワインディングや高速域でも伸びやかな加速感を享受できます。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)
【関連記事】
■メルセデス・ベンツGLCの快適な乗り心地も大きな魅力!
https://clicccar.com/?p=365343
■「Cクラス」のSUVメルセデス・ベンツGLCの魅力は? セダンやワゴンとの違いとは?
https://clicccar.com/?p=365027