日産自動車株式会社は、同社が販売するセダン「スカイライン」の全グレードに自動ブレーキを標準装備しました。
今回の一部仕様向上で自動ブレーキが標準装備されるグレードは、「350GT ハイブリッド」「350GT FOUR」「200GT-t」の3モデル。
システムが衝突の危険があると判断すると、メーター内の表示とブザーで衝突回避操作を促し、それでも安全に減速できなかった場合には緊急ブレーキをかけて衝突の被害を回避または軽減するというもの。
さらに、自車の2台前を走るクルマの状況を検知して減速を知らせる「PFCW(前方衝突予測警告)」や、高速道路などの走行時にドライバーの疲労を軽減させる「インテリジェントクルーズコントロール」も搭載。
また、後側方にいる車両を検知してドライバーへ知らせるとともに、車線変更時には接触を防ぐように元のレーンへと戻す操作を支援する「BSI(後側方衝突防止支援システム)」のほか、後退時に接近してきた車両を検知して注意を促す「BCI(後退時衝突防止支援システム)」を採用。
駐車時に車両周囲の状況を俯瞰で確かめられる「アラウンドビューモニター」は移動物を検知し、ドライバーへ必要に応じて警告する機能も付いています。
販売は4月18日から開始されます。
(今 総一郎)