スバルの次世代プラットフォームにより目指す「世界最高水準の安全性能」

開発車(次期インプレッサ)では、90km/hでの緊急回避、いわゆるエルクテストのようなものでは、スポーツカー並の危険回避速度を実現しているそう。たとえばと前置きして、ドイツの誰もが思い浮かべるスポーツカーがそのトップにいるとか。

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また、スバルグローバルプラットフォームに進化することで、スモールオーバーラップや重量車側突などの多様な衝突形態に対応。インプレッサ級の1500kgの車両重量モデルで、現行車比で+40%の車体強度を2025年まで見据えています。なお、2020年頃までは鉄(ホットプレス)で行けそうという判断で、2025年頃からアルミやCFRPなどを含む材料置換を検討しているそうです。

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衝突安全テストの一環として、2.5tくらいのたとえば大型SUVが90km/hで側突した際の安全性の確保(キャビンの)もすでに実現している映像も披露されましたが、今回の新プラットフォームにより得るコストは、動的質感、安全性能向上のために使用し、しかもスバル車平均レベルの重量(軽量化)を実現しているとしています。

(文/写真 塚田勝弘)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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