センター試験から始まり私大、そして国公立の2次試験と、受験生の皆様、お疲れ様でした。めでたく「サクラ」が咲いた方、4月からキャンパスライフが幕を開けます!!
ワタクシ自身の大学生活を思い返すと、綺麗なキャンパスに通い、サークルとバイトに明け暮れ、気の合う友人とつるむ。昼過ぎに起きて一日中のんびり過ごしたり、はたまたアクティブに過ごしたり、と自由な時間に満ちていました。
そんな中で唯一心残りなのが、クルマに乗る機会が遅かったことです。
クルマがあれば行動範囲は日本全国に及び、たっぷりある時間で色々なところを巡ることができたでしょう。
しかし、クルマを所有するとなると維持費が掛かるもの。それに安いクルマといっても、見た目にはこだわりたいですよね。
そこで今回は価格と見た目にもこだわったコスパの高い5台をご紹介いたします。
■スズキ・ハスラー
軽自動車にSUVテイストを織り込み、そのユニークなキャラクターで大ヒットを記録した「スズキ・ハスラー」。
発進時のモーターアシストで燃費を稼ぐ“S-エネチャージ”を搭載するなど、登場以来、マメに商品力に磨きを掛け、いまなお人気を集めているモデルですが、すでに100万円を下回る中古車が出てきています。
先述したように、“S-エネチャージ”の採用で燃費は若干向上していますが、改良前モデルでも燃費は20km/L後半を実現。内外装はもちろん、悪路走破に役立つメカニズムは踏襲されているので安心。
■ホンダ・N-ONE
維持費の安さに加えて、ファミリーユースにも耐えるほど実用性が高まった軽自動車の人気は白熱し、各社から様々なモデルが送り込まれました。そんななか、ホンダが「N-BOX」を中心に展開していた“Nシリーズ”に加わったのが「N-ONE」でした。
高品質をコンセプトに、インテリアの仕立てをはじめ、走りの力強さまで、コンパクトカーを上回るという目標のもと開発された意欲作です。また、ファニーな顔つきを特徴としたルックスや豊富に用意されたカラーバリエーションなども魅力的。
実用性第一の軽自動車の中で、あえて感性に訴える魅力を提案したユニークな1台として、いまでも目を引きます。
■スズキ・アルト
登場は比較的新しく、スポーツバージョンの「ターボRS」や「ワークス」を追加するなど、まだまだ話題沸騰中の「アルト」。
そんな新型モデルではありますが、「アルト」は新車価格の破格の安さが魅力。当然ながら、中古では自動ブレーキまで備わる最上級グレードでさえ、100万円を下回るものもあるのです。
なかには安さに不安を抱く方もいるでしょうが、新開発プラットフォームは普通乗用車「ソリオ」と「イグニス」にも採用されるほどの実力の持ち主。また、車重は随一の軽さを実現し、その結果燃費は37.0km/Lを記録。
■スズキ・ジムニー
大学生活における特徴のひとつにイベントの多さが挙げられます。夏はサークル合宿でビーチ&BBQ、冬はゲレンデでウィンタースポーツ、さらには学園祭など例を挙げるとキリがありません。
そんなめくるめく暮らしを涼しい顔でこなせる実力を秘めたモデルが「ジムニー」です。
「ジムニー」は軽自動車であると同時に生粋のオフローダーでもあり、例えば最低地上高は200mmと高く、対象外角度も大きいため、段差を気にせず突き進むポテンシャルを秘めています。もちろん、駆動方式は4WD。武骨な見た目通り、キャンパスライフの頼れる相棒と言えます。
■ダイハツ・コペン
いま中高年を中心にスポーツカーへの注目が集まっています。子育てなどから解放され、自分のために使えるお金が増えた結果、当時は手が届かなかったスポーツカーを手に入れ、青春を取り戻したい、らしい…
たしかに、かつてはスポーツカーに手が届かなかったかもしれません。しかし、現在は当時話題となったモデルが手頃な価格になってきているのです。
そして、「コペン」もその1台。愛嬌あふれるルックスには、機械式ハードトップを備え、オープンエアによる爽快な走りを楽しませてくれます。その一方で、「コペン」は実用性もポイント。
ただし、大学でバンド活動に目覚めた場合、残念ながらギターケースは入りそうにないですが、それ以外なら十分な容量が確保されています。
(今 総一郎)