ミシュラン「PILOT SPORT 4」ベルベット調ロゴがプレミアム!新世代のスポーツタイヤ登場

ミシュランといえば、一般には★の数でレストランのレベルを表現するグルメ本が思い浮かぶかもしれませんが、クルマ業界ではとても有名なタイヤメーカーとしてのほうがピンと来るでしょう。

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ミシュランはモータースポーツ活動にも積極的で、昨年までスーパーGTでミシュランタイヤ装着車が2年連続シリーズチャンピオンとなり、ここ5年で4回のシリーズチャンピオンとなっています。

そんなミシュランから、スポーツ系の新たなタイヤ「PILOT SPORT 4」が発表されました。

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ポール・ペリニオ氏(日本ミシュランタイヤ株式会社 代表取締役社長 兼 PC/LTタイヤ事業部事業部長)「皆さんにコンペティションからの最先端のフィードバックと『ミシュラン・トータル・パフォーマンス』を実感でいるタイヤであることをお伝えしたい。この新しい製品を持ってスポーツタイヤシリーズの販売本数を対前年比で二桁成長(10〜20%)を目指します。世界で一番厳しい評価を下す日本のお客様からどのように評価される楽しみです」と流暢な日本語で冒頭に語りました。

現在、日本で販売しているミシュランのシリーズラインアップは、

・走りを愉しむスポーツタイヤ・シリーズ
・くつろぎを味わうコンフォートタイヤ・シリーズ
・安心感が増すスタンダードタイヤ・シリーズ

の3ジャンルに分かれています。

この中のスポーツシリーズに「PILOT SPORT 4」が新発売となりました。

「PILOT SPORT 4」のターゲットは『高揚感が得られるダイナミックなドライビングを愉しむ人』。では、ダイナミックなドライビングに必要な主な性能は「グリップ」、「ハンドリング」、「高速安定性」、「見た目」と分析しました。

結果、サーキット走行でのラップタイムで比較すると、既存の「PILOT SPORT 3」のラップタイム最速タイム60に対し、「PILOT SPORT 4」は59秒と1.7%向上したといいます。これは、およそ1kmという短めのコースなので、小さな1秒というより、大きな1秒といえそうです。

また「見た目」の面では、ベルベット加工でコントラストが鮮明になり、プレミアム感を演出しています。これは実際に見ると、今までにないタイヤのサイドウォールが目を引くと思います。

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タイヤの顔とも言える接地面のデザイン、トレッドパターンは、電気自動車のフォーミュラレース「フォーミュラE」で使用するタイヤのパターンと同様なパターンデザインとなっています。

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この「PILOT SPORT 4」の追加により、2016年のミシュラン・スポーツシリーズは、PILOT SPORT 3が15-16インチ、PILOT SPORT 4が17-18インチ、それ以上はPILOT SUPER SPORTでラインアップすることとなります。

そしてミシュランでは、「60日間の満足保証」を実施。これは、期間中に購入タイヤに不満があった場合購入金額を返金するプログラムで、新しいPILOT SPORT 4の他のスポーツシリーズやコンフォートシリーズでも展開しています。ミシュランや輸入ブランドタイヤを初めて試してみたい、という人にはオススメです。

(clicccar編集長 小林 和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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