試乗(写真)したのはセダンの「C220d アバンギャルド」で、ボディサイズは全長4690×全幅1810×全高1435mm。JC08モード燃費はワゴンが19.6km/L、セダンが20.3km/Lを達成し、170ps/3000-4200rpm、400Nm/1400-2800rpmというスペック。
なお、184ps/300Nm、16.5km/Lの2.0Lガソリンターボ搭載の「C200アバンギャルド」と比べると、最高出力ではガソリンターボに及ばないものの、最大トルクと燃費ではディーゼルならではの魅力が光っています。
もちろん、アドブルーを使う高価な排ガス浄化システムを使っているだけに、2.0LガソリンターボのC200アバンギャルドよりも高い価格設定(25万円)になっていますが、ハイオクと軽油という差もありますから距離と年月を重ねる人には、「C220d」系がオススメ。
なお、燃料タンクはガソリンもディーゼルも同じ66L。JC08モード燃費からしても航続可能距離はディーゼルの方が長く、給油が面倒、あるいは近くにガソリンスタンドが少ない方にとってもディーゼルエンジンの利点がありそうです。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)
■メルセデス・ベンツCクラスの主役は2.2Lディーゼルの「C220d」でキマリ!?
https://clicccar.com/2016/02/06/352907/