2015年に16年ぶりに輸入車ナンバーワンの座に輝いた絶好調のメルセデス・ベンツ。それでも、BMWのX1やX3、X5などのSAVシリーズ(SUV)に対してはまだ存在感は薄いと感じているそうですから、手綱を緩める様子は一切ありません。
今回登場したメルセデス・ベンツGLCは、聞き慣れない車名だという方もいるでしょうが、前身はGLKであり、2008年に登場したメルセデス4番目のSUVという位置づけでした。
2012年のマイナーチェンジで3.5LのV6エンジンを搭載し、フルタイム4WDによるオールラウンドな走行性能、直線を基調とした力強いデザインが特徴でしたが、左ハンドルのみという設定のため(技術的な理由で4WDは右ハンドル化できなかった)日本では販売上苦戦していたようです。