アウディ新型A4セダンのメカニズムに518万円~の価格を納得

クワトロと並んでアウディの特徴的なテクノロジーといえば、メーターパネルを多目的ディスプレイとした「バーチャルコクピット」ですが、もちろん新型A4にも採用されています。

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1440×540ピクセルの12.3インチモニターに設定される基本モードは「インフォテイメントビュー」と「クラシックビュー」の2つ。

前者はパネル中央に車両情報やナビゲーションマップなどを表示、速度とエンジン回転計は左右に小さく表示するというもの。後者は、昔ながらの大きなメーター表示を基本としたデザインです。この大画面にスムースな映像(アニメーション)表示をするために、NVIDIA製のクァドコア グラフィックプロセッサー「T30」が搭載されています。

また、オーディオとナビを統合したインフォテイメントシステムのモニターは1024×480ピクセルの8.3インチサイズ。こちらも、NVIDIA 製グラフィックプロセッサー「Tegra30」が採用されているということです。

このように、テクノロジーをすべてにバランスよく高次元で仕上げたことで、基本コンセプトである『プレミアムミッドサイズセダン』としての機能性を実現しているというわけです。

●アウディ・A4 2.0TFSI 主要スペック
全長:4735mm
全幅:1840mm
全高:1430mm
ホイールベース:2825mm
車両重量:1540kg
乗車定員:5名
エンジン形式:直列4気筒DOHCガソリンターボ
総排気量:1984cc
最高出力:140kw(190PS)/4200-6000rpm
最大トルク:320Nm/1450-4200rpm
トランスミッション:7速Sトロニック
燃料消費率:18.4km/L(JC08モード)
タイヤサイズ:205/60R15
車両本体価格:518万円

(山本晋也)

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この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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