トヨタ自動車が2月5日、2016年3月期 第3四半期(10月-12月)の連結決算を発表しました。
それによると、売上高が7兆3,398億円(前年同期比+2.4%)、営業利益が7,222億円(同-5.3%)、営業利益率が9.8%、純利益が6,279億円(同+4.7%)となっています。
前年同期比で営業利益が低下しているのは、景気が低迷する中南米や中近東、アフリカなどにおける販売減や、労務費増、競争力向上に向けた研究費などの投資によるもの。
また販売好調な米国(前年同期比+2.3%)においても営業利益が減少(-15.5%)しているのは主力モデルのカムリなどにおけるインセンティブ(販売奨励金)増加による影響とみられます。