ダイハツが採用するのが「スマートアシストⅡ」です。
従来のレーザーレーダーのみで前方をチェックするのに加えて、フロントウィンドウに単眼カメラを追加。
対車両では、約4~100km/hで走行中に前方約80mを認識し、速度差約60km/h以内の場合に自動ブレーキが作動。対歩行者では、前方50mをカメラで認識し、約4~50km/hでの走行時に自動ブレーキが作動します。
また、60km/h以上で走行中に車線をはみ出そうになると警報を発する車線逸脱機能も搭載。さらに、前方だけでなく後方の障害物も検知してアクセルとブレーキの踏み間違いを防止する誤発進抑制制御機能も備わっています。
■ムーヴ
“次世代ベストスモール”を目標にクルマとしての基本性能を徹底的に鍛え上げた「ムーヴ」。新開発の軽量高剛性ボディのDモノコックのほか、軽自動車で初となる走行モード切り替えスイッチ“Dアシスト”を採用し、その走りはコンパクトカーに迫るほど。
昨年4月には安全装備がスマートアシストⅡへとアップデートされ、JNCAP予防安全評価を軽自動車で初めて最高ランクを獲得しました。
■キャスト
「ムーヴ」をベースにした個性派「キャスト」。上質さの「スタイル」/タフ&アグレッシブの「アクティバ」/走りの「スポーツ」と、3つの異なるバリエーションを展開するユニークなモデルです。各車ともそれぞれの個性を引き立てるための装備や機能が充実しています。
■タント
ダイハツが販売する大容量軽自動車である「タント」。その最大の特徴が、助手席側スライドドアにピラーを内蔵したことで、剛性はそのままに大きな開口幅を実現した“ミラクルオープンドア”です。車体の横側からでも大きな荷物が積めます。
グレードによって、安全装備は標準装備ではなくオプションでの装着となりますが、転ばぬ先の杖として装着してみてはいかがでしょうか?ちなみに、安全装備を装着しているクルマを対象とした自動車保険の割引も検討されているようです。
(今 総一郎)