トヨタ、米「Scion(サイオン)」ブランドの統合を決定!

若い顧客は、クルマの見た目や運転の楽しさを重視する一方で、実用性を重んじる傾向にあり、トヨタブランド車も若い顧客が求めるダイナミックな外観や運転の楽しさを評価してもらえるクルマに変化してきたことから「サイオン」ブランドとして当初の目標を達成したと判断。

ブランド移行は今年の8月から開始し、サイオン車は2017モデルイヤーより、モデル名を残したままトヨタブランド車として取り扱われることになるそうです。

Scion_tC

具体的には、「FR-S(日本名:86)」、「iA(デミオOEM)」、「iM(日本名:オーリス)」はトヨタブランド車となり、「tC」は2016年8月に生産を終了。

昨年のロサンゼルスモーターショーで披露した「C-HR」は、トヨタブランド車として米国に導入されることに。

昨今、ダイハツの完全子会社化や新興国での販売テコ入れを目的にスズキとの提携を模索するなど、持続的成長に向けてダイナミックな動きを見せるトヨタ。

同社の今後の動きが注目されます。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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