素のGTIでもスポーツハッチと呼べる走りを享受できるうえに、ファミリーユースでも許容できる範囲の乗り味といえます。
MTモデルは、全長4275×全幅1800×全高1450mmというスリーサイズはもちろん、DSG仕様と動力性能は同じで、220ps/4500-6200rpm、350Nm/1500-4400rpmという発生回転域も同一。
変速比や最終減速比はDSGと6MTで当然ながら異なりますが、よりダイレクトな変速を楽しむなら湿式6速DSGの出来が年々向上していても3ペダルには適いません。
もちろん、DSGの完成度が高いだけに、わざわざクラッチを踏まなくても十分楽しめるわけですが、久しぶりにMTを乗ろうかという方には、よりピーキーで荒い乗り味のポロGTIよりもオススメ。
装備はほぼ同一ですが、6MTはファブリックシートのみの設定で、電動パノラマサンルーフが未設定となりますが、6MTにもACC(アダプティブクルーズコントロール)が標準装備されます。
(塚田勝弘)
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