【東京オートサロン2016】2シーター軽スポーツの積載能力を増やす2つのアプローチ

増税の影響もあって、市場における軽自動車のプレゼンスは下がっているという状況ですが、2016年の初頭を飾ったビッグイベント「東京オートサロン」では、まだまだ軽自動車は目立っていました。

とくに2シーターのホンダS660とダイハツ・コペンという贅沢なモデルたちは軽自動車というエクスキューズを抜きにしても存在感を示していたといえそうです。

S660_modulo

たとえば、S660では純正アクセサリーメーカーであるホンダアクセスがルーフキャリアを提案していたように、スポーティ度を増すだけでなく、実用性をスタイリッシュに両立させるという提案がありました。

これは試作といえ、かなり現実的な提案ですが、コペンにおいてはもっと大技のラゲッジスペース拡大アイデアが示されていたのです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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