もともと、2011年の東京モーターショーに出展されたコンセプトカー「D-X」の段階では、オープンにこだわらない着せ替えボディコンセプトを提示していたダイハツ・コペン。
2016年の東京オートサロンではクーペボディとシューティングブレークという2つのバリエーションをダイハツ工業がコンセプトカーとして提案していました。
電動ルーフをクローズドにしておけば、それなりに荷物を搭載できるトランクスペースを持つコペンですが、ボディ後半をワゴン的なスタイルとすることで、2シーターの贅沢なワゴンを提案したのです。
果たして「ドレスフォーメーション」と名付けられたコペンの着せ替えボディのバリエーションとして、こうしたシューティングブレークが登場するのかどうか。
あえてコペンを選ぶユーザーにおいて、もっと荷物を積みたいというニーズは少ないかもしれませんが、こうしたミニ・シューティングブレークという提案は、新しい楽しみ方を生み出すことにもなりそうです。
(写真・文 山本晋也)